業務用のエアコンは長期の使用で交換が必要です

事務所を用意してビジネスを行っている場合、長い時間が経過すると設備の劣化が生じます。電気系統や水回りの設備に不具合が見られるようになり、修理や交換が必要になるのが一般的です。たとえばエアコンもその対象になる設備で、たとえ業務用の機種であっても長期間の使用による不具合は避けられません。簡単な点検や修理では復旧できずに交換が必要と判断されたのであれば、早急な対応が求められます。

事務所を大きなビルのなかに借りている場合は、そのビルの設備管理者に相談すると対処法を案内してくれるかもしれません。自己所有の事務所の場合は、業務用の電気設備を取り扱っている企業に問い合わせをして、新品を導入する手配を進めるのが基本です。業務用のエアコンには多数の機種がありますが、設置する部屋の広さによって対象の機種が限定されます。どのエアコンと交換したらよいか、カタログなどを参考に決めることが大切です。

交換作業そのものは、自分で行うことは原則としてできません。電気配線を設置する作業になるため、専門の資格が必要だからです。電気設備取り扱い企業と相談して、交換作業のスケジュールを決定します。状況によっては、エアコンの品薄でしばらく待たなければいけないことも考えられます。

待ち時間を最小限にするためにも、早めの情報収集が大切です。作業中は日常業務をストップしなければいけない可能性があるため、うまく休業日と組み合わせるなどの工夫をしましょう。